今年は「将来、日本の食糧難になった時に役立つ様農学部で勉強しています。食べ物について興味を持つようになったのは幼稚園時代の農園活動のおかげです。」と夢を語ってくれた卒園生。
「この場をかりて20年間育ててくれたお礼を言いたいです。ありがとうございました。」と一緒に参加していたお母さんに頭を下げた、卒園生。
「タイムカプセルに入っていたお母さん、お父さんからの手紙を読んで下さい。」と司会が伝えると
「えー?!」と言いながら照れくさそうに読んでくれた卒園生。幼児期の根っこを育て、今まさに花開こうとしている20歳の青年たちは、やはり幼児期の面影をしっかり残しながらも、前を向き自らの道を歩んでいる事に感慨深い思いでした。
又、この日はお母さんだけの参加でしたが、次回のソチオリンピック出場権の獲得に貢献した足立聖弥君も2001年の卒園児の一人です。
しっかり未来を見据え努力して結果を出していく姿が本当に嬉しいです。
二十歳になった卒園生を見て、シュタイナー教育の目指すしっかりと自分の足で立ち、周りに感謝しながら自分のやりたい事をしていく生きる力≠ェ育っている事に教師も勇気をもらい、さらに頑張っていきたいと思います。

