“大きなカブ”のライゲンを得意そうにする年長児。各コーナーでは、お父さんやお母さんの温かいまなざしの中で黙々と取り組む姿、楽しそうにお話しながら、味噌汁や蒸しパンを頬張る子どもたち、色とりどり、それぞれの想いがいっぱいつまった冠やマント、をつけて踊る 親子。この一日の1場面1場面が柔かな保護者の笑顔と子どもたちのピカピカの笑顔で包まれていました。
温かく穏やかな空間は、真に子どもたちの心と身体の栄養になり、浸透していったのだと思います。又、各ご家庭でも木の実や葉っぱ・枝を拾い、スキンシップをはかってお散歩をしたり、それをマントや冠に飾りつけて当日を楽しみにして頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
世の中は、増々合理的になり、早く便利になっていますが、子どもの育ちはゆったり、じっくり見守っていきたいものです。今回の親子行事の中で、その過程の段階から、大人も楽しみ子どもの世界を大切にして関わる中で、様々な成長ぶりも発見して頂けたかと思います。今しかないこの幼児期、1つ1つを丁寧に関わり過ごしていきたいですね。

